Take The J Train 東京駅から新神戸へ

Take The A Trainは、ご存知Duke Ellingtonの名曲だ。エリントン楽団のテーマソングである。この曲は都会的で、粋にスウィングする。盟友のカウント・ベイシーも好んで演奏しているし、いろんなミュージシャンが演奏している。私のI-podにも10曲以上が入っている。

エリントンは、高度な西洋音楽の楽理をジャズに持ち込み、モダンジャズの基礎を築いた。時折入れる短いパーカッシブなピアノの圧倒的な音楽性は、ピアノ自体がオーケストラの縮図であるような表現だ。エリントン自体は、オフビートでの5thの左手のベース音とともに、5thと♭5thを同時に響かせる不協和音でブルージーなサウンドとしている。

この曲は、今、ピアノで練習している曲だ。メロディだけでも十分にジャジーな響きがある。まだ、ルートとセブンスのみの左手に、右手で3度の音を入れることから挑戦しているが、コードボイシングのつけ方次第で、イメージも変わる。
http://www1.odn.ne.jp/morejam/forbeginner-site/tunes/atrain/atrain.htm

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長い間の単身赴任生活、それも終わりとなった。今日は、昼からTake The J Train 新幹線で東京駅から新神戸へ戻ろう。

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東京にきて、最初のころジャズが好きということを聞いて、有楽町のSWINGという店に連れて行ったもらった先輩がいる。SWINGでは、10人ぐらいの編成でエリントンの曲が演奏されていた。その中のギタリストに沢田駿吾サワダシュンゴ先生がいた。なぜ先生と呼ぶかといえば、実は高校生の時、ジャズをやりたくてジャズギターの通信教育を申し込んだ。結局途中で挫折しモノにはならなかったが、憧れの先生と遭遇し、思わず休憩時間に、「ルーツ音楽院」の通信教育の生徒だったことを話し、握手してもらった。感動だった。当時はジャズの教則本はほとんど無かった。

しかし、その後沢田先生は亡くなられた。

黎明期日本を代表する演奏家  沢田駿吾氏 死去 ジャズギター奏者 2006年8月30日(水) 産経Web
沢田駿吾氏(さわだ・しゅんご=ジャズ・ギタリスト)28日、肝細胞がんのため死去、76歳。
戦後、横浜のジャズクラブ「モカンボ」で繰り広げられた通称「モカンボ・セッション」に参加、日本のモダンジャズの黎明(れいめい)期を担った。長年にわたってジャズ・ギターの第一人者として演奏活動を続け、多くの後進を育てた。

その教則本を説明しているブログを見つけた。僕の場合はカセットテープと教則本だったが、レコードでも出していたのだ。
http://clambon.exblog.jp/5944511

今年の2月28日、八重洲ブックセンターで好きな教授というか作家である中沢新一さんと逢うことができた。イカの哲学の発売記念の講演会&サイン会だ。一時間ほど喋ったあと、買った本の表表紙にサインを入れてくれた。
http://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/0430-c/index.html

『イカの哲学』は戦時に神風特攻隊で死を覚悟した故・波多野一郎の短い夏の魚河岸でのアルバイトの体験を通じて語られる話だ。波多野一郎氏に重ねあわされている主人公でアメリカに留学中の日本人大学生藤野大助さんは魚河岸で大量のイカを取り扱っているうちに自身の神風特攻隊で死を覚悟した体験を重ね合わせイカの"実存"を知る。そこから「このことを発展させると、遠い距離にある異国に住む人の実存を知覚するという道に達するに相違ないのだ。」
と世界平和のための鍵を見つけるという話を、中沢新一が解説する。

イカにもというタイトルと、イカにもという話だが、中沢新一の話や文章は、私にとってはモードジャズを聞くときのようなリズム感とメロディが感じられる。いずれにしても直接会えるのは嬉しかった。

江戸での落語を教えてくれた先輩もいる。このブログももともとは、落語の舞台が自分の住んでいる場所の近くに多くあり、そこを歩いてみようというのが最初だった。そこから発展し場所も広がり、音楽のようにその瞬間瞬間の積み重ねである歴史への興味も出てきた。ブログを見て、すでに廃盤になった山下洋輔のLP「寿限無」を探し、CDに変換してくれた人もいる。

いずれにしても、江戸で色んな人と出会うことができた。すべて私の江戸の財産だ。本当にありがとう。

これから、神戸北野坂に戻る。北野坂は日本のジャズの発祥の地だ。毎年KOBE JAZZ STREET が行われている。
http://www.kobejazzstreet.gr.jp/

花鳥園も、神戸空港開港と同時にできたが、3月16日には2周年記念をしていた。
http://www.kamoltd.co.jp/kobe/

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色とりどりの熱帯スイレンが咲いている。

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インコが三匹いた。

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オオハシもいる。

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フクロウは鳥類の分類のひとつで、ミミズクと呼ばれるものも同じ仲間。はっきりとした区別はない。

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頭部の上方に突き出た耳のように見えるものを羽角(うかく)というが、羽角のない種をフクロウ、羽角のある種をミミズクと呼んでいるそうだ。神戸でも不苦労でいられるのだろうか。

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神戸太鼓で、新たな花鳥風月を探そう。

江戸を中心とした、このブログはいったん休憩としよう。お付き合いをいただいた方、ありがとう。
この項 了。

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この記事へのコメント

関東在住32年生
2008年03月31日 22:06
初めてコメントします・・・。
このブログを通して、いろんなことを教えていただきました。
ありがとうございました。
でも「ありがとう」の一言だけでは言い切れないくらい感謝しています。

神戸に戻られても、体調には十分気をつけてお仕事してください。

本当に長い間の単身赴任生活お疲れ様でした・・・。
ただこの言葉を直接お伝えできなかったのがとてもとても残念です・・。






2008年12月25日 22:35
†゚*。Merry Christmas。*゚†

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